2013年04月15日
2012年5月の国際バカロレアのディプロマ試験の分析です。国籍別、志願者数のトップなどデータとしてまとめました。
中国、韓国、インドとアジアの国が伸びています。
今後、さらに伸びると思われます。
スペイン、ドイツは、予想通りです。
上位には、どの国籍が入ってくるのでしょうか?
20位はフランス665人。
18位はオーストラリアの690人。
しかし、正確にはオーストラリアは、2461人です。
国際バカロレアで大きく後れを取る日本。
では、明るい数字はないのでしょうか?
それが日本人のディプロマ取得率です。
平均が、70パーセント後半です。
しかし、日本人の取得率はほぼ90パーセント。
受験者数は少ないが、取得率が高い日本人。
日本人のディプロマ取得者は、「少数精鋭」ともいえるかもしれません。
この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。
志願者の9割が5月の試験を受けています。
しかし、地域によっては、11月試験の方が受験者が多いことがあります。
それが南半球の国です。
アルゼンチン 1,166人
エクアドル 674人
ペルー 541人
チリ 401人
など南米の国々、さらにオーストラリア 1771人、ニュージーランド287人なども目立ちます。
南半球ではないのですが、シンガポールも876人が受けています。
今回は、メインの5月試験の国籍別受験者の比較です。