2016年09月26日

プリスクールとは?英語で学ぶ保育園?それとも幼稚園?

プリスクールと保育園の違いとは?プリスクールに通わせると英語が上手になるの?先生は外国人なの?どんなことを習うのでしょうか?そんなプリスクールのそぼくな疑問を中心にプリスクールについてまとめてみました。


プリスクールとは?

 

小学校の授業に英語始まることが決まり、また、国際バカロレアに注目が集まるなかでプリスクールに人気が高まっています。
グローバルな教育のスタートのプリスクール。
どんなスクールでしょうか?

日本全国で300校あるといわれるプリスクール。
特徴をまとめました。

・英語環境
・少人数制
・アットホーム
・ネイティブ教員
・カリキュラム
・日本語の授業
・早朝・延長保育

日本で「プリスクール」と呼ばれている保育施設は、一般の幼稚園や保育園と同じ

幼稚園・保育園の枠組みを超えたニーズに応える選択肢のひとつとしての「プリスクール」

 

港区にあるモンッソーリスクール・オブ・東京のホームページより引用

どんな授業をしているのかしら

プリスクールの保育時間は、「午前中だけ(ランチなし)、またはランチを食べて1~2時位まで」というところが多い

 

いろんな学校行事があると体験から学んでいきますね。
葉山インターナショナルスクールのホームページより引用

 

東京都港区にあるサマーヒルインターナショナルスクールのホームページより引用
バレエの授業も外国人の先生ですね。

 
 

外国人の先生と自然のなかで遊ぶことでコミュニケーション能力も高まりますね。
東京都世田谷区にあるキッズアイランドのホームページより引用

自然科学も面白そう。
東京都立川市にあるセントラルフォレストインターナショナルスクール立川より引用

 
 

プリだと学校行事で泣いちゃう時もありますね。
泣いちゃうけどかわいらしい。
WillowbrookインターナショナルスクールのFaceBookページより引用

プリスクールの位置付け

英語で教える幼稚園の教育と保育園の預ける仕組みを足したようですが、制度上はどうなっているのでしょうか。
幼稚園と保育園の英語版というイメージですが、プリスクールは、制度上は認可外保育施設がほとんどのようです。

 

日本のプリスクールは、制度上は日本の幼稚園・保育園ではありません。ほとんどが認可外保育園に当たります。

授業料が高いのは、幼稚園でも保育園でないからなんですね。
幼稚園・保育園との授業料の比較は、このまとめが参考になるかも。

知っておきたい。プリスクール・幼稚園・保育園の学費と内容の比較

http://istimes.net/articles/723

お子さんの最初の学校選びで、幼稚園・保育園とともにプリスクール(インターナショナルスクールの幼稚部)も選択肢に考えたことはありませんか。そこで学費に絞って比較してみました。

欧米ではプリスクールではなく、もっと細かく分かれています。

欧米では厳密にいうと、ナーサリースクール、プリスクール、キンダーガーテンなど細かく分かれています

 

そうなんだ〜。
デイケアという呼び方も耳にしたりしますね。
イギリスとアメリカでも違うみたい。

プリスクールに通わせるとどうなるの?

ヤフー知恵袋でも、プリスクールが話題になっています。
プリスクールのメリットをあるお母さんは、次のように答えていました。

●友人ができた。
●外国人に隔てがない。
●英語のビデオなども平気で見てくれる。
●USJやディズニーランドのキャラクターが英語でも理解し、話しかけにいく(笑)
がメリットでしょうか。

英語と意識しない分、積極的になるみたいですね。

 

デメリットもあるみたい

●とにかく高い
●親が日本語教えないとダメになる
●なまじ、英語もわかるので、へんな事はごまかせなくなる。
●日本童謡をほとんど知らない。

日本語は、童謡とか一緒に歌ったりすると覚えてくれそうですね。
授業料が年間150万円ぐらいかかるので、やはり高いですね。

プリスクールは、あくまでもスタート

プリスクールを卒園後、公立小学校に入学する場合、その後が重要なようです。

日本にいる限り、プリスクールのような環境を小学生以上で保つのはなかなか難しいかなと思います。

難点といえば、せっかく身についていた英語をドンドン忘れ、すっかり過去の物になってしまったこと

 

学童保育で英語に触れたり、英語で教わるアフタースクールに通うと良いみたいですね。

過度な期待をせず、小学校をインターナショナルスクールに入れるのでなければ、せめて選択ができる幼稚園時期をプリスクールなどいれて、雰囲気を味わう程度だと思って通われるといいと思います。

プリスクールは、外国人先生から英語で学び、楽しむことが中心です。
そのため、バイリンガルになってくれる人生のスタートと考えると良いみたいですね。

こちらも参考にしたいですね。

インターナショナルスクールの小学校を考える前に義務教育について知ろう!

http://istimes.net/articles/780

全国的にプリスクールやキンダーガーデンが増えています。待機児童の増加もあり、英語で学べるプリスクールの増加を後押ししています。そのまま近所の小学部のあるインターナショナルスクールに進学したくなります。しかし、その前に小学校と中学校は、義務教育。義務教育について知っておきましょう。

なぜ、インターナショナルスクールの授業料は高いのか?

http://istimes.net/articles/769

お子さんが生まれると一度は、インターナショナルスクールに通わせることを考えませんか?有名人が子どもをインターナショナルスクールに通わせている記事も載ります。ネットでインターナショナルスクールのホームページを見て、高い授業料に驚いた方もいると思います。なぜ、インターナショナルスクールの授業料は高いのか?をまとめました。


この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。