2017年02月27日
東京駅前の八重洲口の再開発に伴い外国人向けのインターナショナルスクールが計画されていることがわかりました。東京都中央区八重洲二丁目の再開発では、竣工を2023年度としています。開校されるインターナショナルスクールの詳細は公開されていません。東京駅前にできるインターナショナルスクールとして注目を集めそうです。
東京都都市整備局の整備計画によると面積 2.0ha 延床面積 約38万m²が計画されています。
東京都八重洲口は、八重洲バスターミナルがありましたがその再開発とともにインターナショナルスクールを含めた再開発が行われています。
東京駅八重洲口のバスターミナルは、リニューアルとともにグランルーフと名付けられました。
このバスターミナルと新幹線、在来線と空港を結ぶ一等地にインターナショナルスクールの開校計画があります。
今回の再開発で、インターナショナルスクールが入る理由。
それは、東京都が都市としての国際競争力を上げる計画に含まれていたからでうs。
今回の計画は、東京都の東京都心・臨海地域(八重洲地区)整備計画によるもの。
東京都は、次のように計画についてまとめています。
国際色豊かな地域特性を生かし、国際競争力向上 に資する先進的なビジネス支援・国際観光・情報発信機能の導入促進、外国人が住みやすい居住環境の充実などを一体的に推進する。
写真は千鳥ヶ淵。
訪日外国人の増加や2020年の東京オリンピック。
一過性のものから、ビジネスを含め、外国人が住みやすい住環境の充実が計画されています。
いわば国際教育のインフラとして2023年前後にインターナショナルスクールの開校が計画されています。
八重洲口のすぐ先には日本銀行を含め、金融機関が集積し、さらに東京証券取引所など金融機関が集まっています。
外資系金融機関の駐在員にとってもアクセスが良いですね。
また、居住エリアにインターナショナルスクールが開校すると考えるとわかりやすいですね。
日本銀行本館と新館。
計画予定地の八重洲二丁目中地区の向かいには、香港の通信グループであるパシフィックセンチュリー社のビルが建っています。
地理的に金融機関が集まっており、日本銀行、東京証券取引所、東京駅の反対側はすぐに大手町です。
外国人駐在員が勤務する地域にインフラとしてインターナショナルスクールが計画されています。
フォーシーズンズホテル丸の内東京が入るパシフィックセンチュリープレイス丸の内。
(wikipediaより引用)
東京駅に一番近いスクールとして、計画されています。
どのようなスクールになるのか。
編集部も期待しています。
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この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。
八重洲バスターミナルのグランルーフ