2017年08月30日

【新校舎も楽しさてんこ盛り!】ABCインターナショナルスクール東京の新校舎が2017年9月に完成へ

東京都港区にあるABCインターナショナルスクール東京が創立20年を記念し建築するのが新校舎です。"JOYOUS EXPLORATION(探究を楽しむ)"ためのヒントがたくさんある新校舎になりそうです。そこで、2017年9月に完成する新校舎についてお伺いしました。


ABCインターナショナルスクール東京

東京都港区にあるABCインターナショナルスクール東京は、創立20年を記念し、新校舎を建築しています。

 

そこで、編集部は早速、ABCインターナショナルスクール東京にお伺いし、新校舎についてお聞きしました。

 

12ヶ月から6歳まで"JOYOUS EXPLORATION(探究を楽しむ)"で学ぶ同校は、大人が見ても楽しさ一杯。

同校の教育が掲載されているYoutubeでは、"JOYOUS EXPLORATION(探究を楽しむ)"かわいらしい姿を見ることができます。

当日、説明をしてくれたのがABCインターナショナルスクール東京の事務長のApril先生です。

April先生は、イギリス発のフォニックスである「ジョリー・フォニックス」を教員指導のライセンスも持つ先生です。

ジョリー・フォニックスの教員養成でも有名なApril先生

 

編集部:この度は、新校舎の建築おめでとうございます。港区に新校舎を作るというのは、大変ですが、なぜ、新校舎を建築すると決断したのでしょうか?

今回の新校舎建築は、創立20周年を記念していますが、探究的な学びを実践するには、子供たちに良いスペースが必要と考えたからです。

保護者の方々、オーナーとともに新校舎の建築を進めてきました。

校舎の正面の丸窓がかわいい。

 

編集部:模型を拝見させていただき、港区でビルの中ではなく、一棟がスクールということにも驚きました。実際に校舎の間取りと広さを教えてください。

April:1階から順番にご説明しますね。
校舎は、1階に正面に駐車場があり、入るとエントランスがあります。
1階の左側に1歳から2歳の教室。右に体育館があります。

1階は、エントランスを入って左に1歳から2歳の教室。右に体育館、階段がある。

 

April:2階は、階段を上がるとホールがあり、左に3歳から4歳の教室、奥にバルコニー、右にアトリエがあります。

模型の屋根を外すと2階が見える。左側に運動もできる多目的室、右に教室が並ぶ。

 

編集部:2階のバルコニーがユニークですね。

April:2階のバルコニーは、ちょうど建物の中心にあり、太陽の光が直接入ってきます。

写真奥に裏庭があり、バルコニーは裏庭に面している。四方を通路が囲み、子どもたちが校舎の周りを動けるように動線が確保されている。

 

編集部:ちなみにプリスクールの校舎としてどのような点に注意をされましたか?

April:今回の新校舎建築にあたり、第一に安全、衛生面の規則を東京都の保育施設としての基準を厳格に適応しました。
さらに、教室と同時に体育館やアトリエなど"JOYOUS EXPLORATION(探究を楽しむ)"のための施設にしました。

正面右から。1階、2階とも長方形の窓を配置。規則的に並ぶ窓と丸窓で自然光を取り込む。

 

編集部:完成はいつ頃でしょうか?

April:建物の完成は8月ですが、開校まで準備が必要です。そのため校舎として使い始めるのは9月を予定しています。

起工式は、神主による安全祈願が行われた。右から順にオーナーのROCHELLE IINO氏、創立者のCARIN SMOLINSKI氏と神主の隣がAPRIL MCBRIDE事務長。

 

ここが面白いABCインターナショナルスクール

現在の教室も子供の好奇心を導き出す仕組みがたくさんありました。
新校舎でも引き継がれる同校の面白い教育をピックアップ!

調理も授業に取り込まれているため、キッチンも重要な教室として使われている。新校舎でも料理が学びのひとつとして取り組む予定。

 

光と影から数理能力を育てる教室。下からの光は、レントゲンの写真を見る装置を横にしたもの。なるほど。

 

木製のカラフルな積み木は、定番でも親として見ると安心する玩具のひとつ。かわいらしさの中で色彩と形、組み合わせから図形的な能力を育てる。お友達とのシェアもコミュニケーション能力を育てる要素だ。

 

生徒のイヤーブックも生徒ひとりひとり手作り。その子だけの一冊からその子の成長を教員と親が共有する。

 

ABCインターナショナルスクールの校舎竣工が待ち遠しいですね。

お問い合わせ

ABCインターナショナルスクール

〒106-0046 東京都港区元麻布2-14-34
2-14-34 Motoazabu, Minato-ku, Tokyo 106-0046

URL:http://www.abcinternationalschool.com/our-school.html
TEL:03-5793-1359
Mail:abcintl@gol.com

こちらも参考にしたいですね。

2020年 オリンピック前後に待ち受ける教育の4大変化を知ると新たな勝ちルートが見えてくる?

http://istimes.net/articles/837

2020年のオリンピック開催に合わせ、義務教育、英語教育、大学入試など一気に変わりそうです。お子さんがいる家庭は将来の進路に関わってきます。2020年のオリンピック後に社会で活躍するお子さんの未来を考えると、教育がどう変わるのか?を押さえておきましょう。

【独占インタビュー1】千代田インターナショナルスクール東京は、どのような学校になるのか?

http://istimes.net/articles/912

東京都千代田区に2018年4月に開校予定のChiyoda International School Tokyo(千代田インターナショナルスクール東京)。注目のHead of school(学園長相当)に国際バカロレアを日本に普及させてきたトップランナーの大迫弘和氏が就任予定です。どのようなスクールになるのでしょうか?

東京インターの坪谷さんが、大切に育てたもうひとつの学校とダイバーシティ

http://istimes.net/articles/866

坪谷ニュウエルさんがアジアのインターナショナルスクールで創立された特別支援教育の団体であるSENIAから特別賞を受賞しました。東京インターナショナルスクールと国際バカロレアの推進で著名な坪谷さん。実は、もうひとつのスクールにも力を注いでいました。それがインターナショナル・セカンダリースクール(ISS)です。


この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。