六本木ヒルズで展示された「CLEAN POWER 」
● 英国で高い評価を得るアーティスト モラグ・マイヤーズコフが生み出す鮮やかなインスタレーションは、日本において彼女の初の作品発表となります。
● 「CLEAN POWER キャンペーン」の一部として、この作品は世界の気候危機に対する行動を
喚起し、推進することを目的としています。
● ロンドンの名所であるオックスフォード・ストリートやピカデリー・サーカス、グラスゴーのCOP26、米国のC4EEでも展示されてきたこのインスタレーションの最新版は、森ビル株式会社の運営する六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F 南側吹抜けエリアにおいて、2023年1月31日~2月27日の期間ご覧いただけます。
● ブリティッシュ・スクール・イン東京(以下BST)の生徒たちは、アーティストとコラボレーションし、気候変動に関するポジティブな未来を築くという強い思いを込めて作品を制作しました。
明るく色鮮やかな色彩が使用された作品「CLEAN POWER 」は、気候変動対策を啓発するソリューションベースのグローバル活動の一つです。
この作品は、手描きよる「CLEAN POWER」の文字と、再生可能エネルギーを生み出す「SUN」(太陽)「SEA」(海)「AIR」(空気)の文字を合わせ配うことで創造的かつ前向きに、人々の再生可能エネルギーへの支援と化石燃料からの脱却を促しています。
アーティストのモラグ・マイヤーズコフは、これまで英国、米国で「CLEAN POWER」インスタレーションを展示してきました。
今後は、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドでのイベントが予定されています。
今回の東京での展示は、ロンドンの有名なオックスフォード・ストリートやピカデリーサーカス、グラスゴーのCOP26、米国のC4EEで展示されてきた作品の最新版となるだけでなく、BST Year 9 生徒たちが気候変動に関するポジティブな未来を築く、という強い思いを込めて制作し、デザインパネルと一体となり一つの作品として展示されています。
2023年1月31日から展示される「CLEAN POWER」は、日本初の発表です。
アーティスト モラグ・マイヤーズコフより
私の作品は、大胆な色彩と力強いポジティブなメッセージそのものです。
東京のアイコニックなこの場所が色彩と希望で溢れるのは素晴らしいことです。
この作品で私たちの未来に向けたポジティブなアプローチを表現したかったのです。
私たちが力を合わせれば、変化を起こすことができるのです。
オレンジ、グリーン、ブルーは、私たちが再生可能な未来に向けて力を発揮するために必要な太陽、海、空気を表現しています。
「CLEAN POWER キャンペーン」ファウンダー オリバー・ウェインより
このたび、ブリティッシュ・スクール・イン東京と共同で、このインスタレーションを制作できたことを嬉しく思います。
気候変動に関する議論の中心には、若い人たちの存在が不可欠です。
現在のようなメディアが溢れる世の中では、しばしば否定的な意見に染まった情報が流されます。
この作品で私たちは、アートと創造性を使って、気候変動に対するポジティブな問題解決にフォーカスし、人々の行動を喚起することができるということを示したかったのです。
ブリティッシュ・スクール・イン東京の作品への貢献は大変素晴らしく、若者が持つポジティブな姿勢、そして環境のために正しい選択をし、私たちの愛する地球を守っていこうという意欲を示してくれました。
ブリティッシュ・スクール・イン 東京 学校長 ポール・タフ氏のコメント。
私たちは学校コミュニティとして、勇気を持ち、敬意を表し、責任を持つことを目指しています。
そのため今回、スポンサー企業とともにモラグ・マイヤーズコフのビジョンを東京で実現できたことを大変嬉しく思っています。
私たちの生徒は、彼女の作品のビジュアルインパクト、そして自分たち自らのサステイナビリティへのコミットメントと地球への希望の思いに突き動かされました。
BSTにとって「CLEAN POWER キャンペーン」に参加し、モラグ・マイヤーズコフとコラボレーションできるというこの機会は決して逃すことの出来ないものでした。
ビジュアルアートカリキュラムの中でも紹介される象徴的アーティストとのコラボレーションは、生徒にとってとても素晴らしい機会となりました。
私たちは彼らのこの作品に向けた努力と成果を大変誇りに思っています。
本展はAPAC最大の不動産アセットマネジメント企業ESR Group Limited社の協賛を受けています。
ESRグループ共同創設者・共同CEO スチュアート・ギブソン氏は、次のようにコメントを述べました。
当社は持続可能な社会の実現のために2025年までに達成すべき目標を定めており、省エネルギーや
温暖化抑制に寄与する取り組みを積極的に行っております。
特に当社が開発する物流施設の広い屋上を活用した太陽光パネルの設置に力を入れております。
この度、気候変動対策を鼓舞し、加速させることを目的としたモラグ・マイヤーズコフ氏のアート作品は弊社の目指すものと一致しており、日本初となるこの素晴らしい展示会のオフィシャルパートナーとなれましたことを、大変光栄に思っております。
本展はブリティッシュ・カウンシルからのサポート受けています。
■CLEAN POWER
「CLEAN POWER」のミッションは、社会と環境にポジティブなインパクトを与えるために、個人や企業、リーダーを教育しサポートすることです。アートを介して解決策に基づく活動を行い、世界に変化を促し、ゼロ・カーボン未来への移行を加速させます。
■THE BRITISH SCHOOL IN TOKYO (BST)
ブリティッシュ・スクール・イン東京(BST) は1989年に設立され、現在3歳から18歳までの60以上の国籍からなる1000人を超える生徒がワールドクラスの教育を受け学ぶブリティッシュインターナショナルスクールです。
日本で最も優れたインターナショナルスクールのひとつとして高い評価を得るBSTの卒業生は世界の有名大学へと進学しています。
BSTでは生徒一人ひとりの可能性を伸ばし高い志と探求心をもった豊かな個性の育成を目指します。
BSTはモラグ・マイヤーズコフをはじめトーマス・ヘザーウィック、青山悟氏など、さまざまな著名アーティストとの活動を行っています。
■MORAG MYERSCOUGH
モラグ・マイヤーズコフの信条は「近くにいる人を幸せにすることで、遠くの人までも来てくれる」です。
彼女は都市環境と人々の空間に対する認識が「色」「模様」「言葉」によってどのように変化するかに魅了されてきました。
彼女の強いビジュアル・アイデンティティは、一目でそれとわかるもので、彼女はそれを見るすべての人に喜びとどこかしら帰属性を感じてほしいと願っています。
彼女の作品は人々の注目を集め、行動を促し、変化を生み出すデザインとなっています。
■ESRグループ
ESRは経済・社会のデジタル化を支える先進的物流施設・データセンター(ニューエコノミー不動産)を軸とする、アジア太平洋地域(APAC)最大・上場企業として世界第3位の不動産アセットマネジメント会社です。
日本・中国・韓国・オーストラリア・シンガポール・インド・ニュージーランド・東南アジアを含むAPAC主要国と米国・ヨーロッパで事業を行っており、2022年6月30日時点でグループ全体の資産運用残高1490億米ドル(約20兆2,237億円)。
開発においては『HUMAN ENTRIC DESIGN』を基本理念に、弊社施設で働く方を第一に考え環境にも配慮した先進的物流施設・データセンターの創出に力を入れており、地域社会と環境の持続可能な未来のために、空間・投資ソリューションを提供しています。
■ブリティッシュ・カウンシル
ブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関です。
文化芸術、教育、英語を通じて、英国とその他の国の人々の間につながりをつくり、理解と信頼を育みながら、平和と繁栄を築くための支援を行っています。
世界200以上の国や地域の人々と、また、100以上の国と地域において活動し、2021年度は、6億5,000万人がオンライン、放送、出版物を通して私たちが提供する情報にアクセスしました。
日本では1953年に活動を開始しました。
英会話スクールや英国資格試験の運営、教育機関・企業向け英語研修、英国留学情報の提供、英語教員への研修、高等教育や文化芸術分野での国際交流支援などを行っています。
本年、設立70周年を迎えました。
■概要
名称:CLEAN POWER
期間:1月31日 - 2月27日
内容:気候変動対策を啓発する世界的なムーブメントの一環として、本作では再生可能エネルギーを生み出す「SUN」「SEA」「AIR」と共に色鮮やかに描かれた「CLEAN POWER」というメッセージが掲げられています。
人々が化石燃料から脱却し、創造的かつ前向きに再生可能エネルギーへの移行を支持するよう願いを込めた作品です。
作品サイズ:300 cm (L) x 300cm (W) x 350cm (H)
素材:スチール、 木、竹、水性塗料、リサイクル強化段ボール板、全て環境に配慮した素材を使用しています。
主催:ブリティッシュ・スクール・イン東京
協賛:ESR Group Ltd.、British Council
協力:森ビル株式会社
メディアコンタクト:
Press Office, Clean Power campaign: [email protected]
Marketing Dept, The British School in Tokyo: [email protected]